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初盆に間に合うよう、急ぎで「ちぢみ夏座布団」の納品

私の住む浜松では、新盆の7月13日～7月15日にお盆というところも多くあります。

初盆の場合、盆義理（ぼんぎり）という風習があり、この3日間の夕方を中心に初盆のお宅を訪れお参りさせていただくんですね。

今日はその盆義理に合わせて、浜松市中区のI様宅にちぢみの夏座布団を納品しました。

お電話いただいたのが昨日の夕方。
「急に必要になった」とI様から言われまして・・・。

I様は私にとっては上得意様。
断るわるわけにもいかず、昨日は店を閉めてからさっそく座布団を作って今朝納品した次第です＾＾

ちぢみの夏座布団ですが、最近は需要も減ってあまり作らなくなりました。
昔の婚礼布団には必需品だったのですが・・・。
このちぢみの座布団、生地自体も作るメーカーさんが減ったようで入手もなかなか困難です。

当店にはまだ生地の在庫があったのでホッとしましたね。
最近はホームセンターで見かける既製品のイ草の座布団、これが主流になった気がします。

上質のめん綿を入れて、ご希望通りにやや薄めに仕上げました。
夏の座布団は冬用の座布団よりはやや薄めに仕立てます。

急ぎのご注文でしたが、こんな時、当店は外注には出さないので対応が可能です。
しみじみ、自分にふとん製作の技術があって良かったな～と思います。

久しぶりに夏座布団を作りましたが、やはり伝統的なちぢみの座布団は味がありますね。
職人の作る手作り品には、既製品には無い趣があります。

※2020年7月1日～7月31日まで(当店も対象店舗です）

店舗情報

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