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浜松市東区、I様宅のふとん仕立て

浜松市東区のI様にご注文いただいた、当店手作りふとんが出来上がり納品しました。

「組ふとんがあるのだけれど、打ち直しが可能か見て欲しい」というご要望です。
そこでI様宅にお伺いし、ふとんの状態を確認しました。

敷きふとんと掛けふとんが一枚ずつ。
敷きふとんは過去にも打ち直しをされたようでちょっと古い感じ。
掛けふとんはまだ打ち直しでも大丈夫そうですね。

そこで今回、敷きふとんは打ち直しを止めて新しい綿にて仕立てることに。
中綿は「最上綿」を選択です。

当店では主に4種類の綿を使って敷きふとんを作ります。
その中でこの「最上綿」とその上の「特最上綿」、この2種類が木綿100%の純綿となります。

インド綿がベースの「最上綿」は繊維が太くてしっかり感がありますので、敷きふとんの綿としては最高ですね。
また綿100%の綿は化繊が混ざった綿に比べて吸湿性にも優れます。

今回は200cm丈の普通サイズでしたので、価格は21,000円（税込み）。
新品の敷きふとんでは、当店ではこの「最上綿」が最も人気があります。

なお、当店では仕立ても自社で行い（私が作ります）外注はしませんので、お値打ちな価格で作ることが可能です。

掛けふとんはミックス綿を打ち直して作り直ししました。
ただしサイズは138×200cmから、150×200cmに変更。

この138×200cmというサイズの掛けふとんは「４布」とも呼ばれますが、静岡県でないと中々無いサイズ。
通常はシングルサイズの場合、150cmの幅が全国的に標準です。

なのでふとん屋で138×200cmの掛けふとんを作った方が、スーパー等でシングルサイズの掛けカバーを購入すると「カバーが大きい」といった問題が生じます。

この話をしたところ、奥さんは「私も経験あり」とおっしゃってました＾＾

今回は150×200cmのサイズで掛けふとんを作りましたので、掛けカバーの選択に迷うことは無いでしょう。
なお、長さは210cmの方が本当はもっと選択の幅が広がります。

羽毛ふとんのシングルサイズが150×210cmですので、このサイズは最も種類が豊富ですね。

掛けふとんの幅が今までより12cmほど広くなりましたので、これなら寝返りをうっても余裕のサイズ。
私は当店手作りの掛けふとんでも、幅はこの150cmの方を推奨しています。

I様、この度は当店手作りふとんのご注文、誠に有難うございます。
「最近はふとん屋さんが少なくて・・・」と、ネットでの検索でお電話をいただきました。

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