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中羽毛が1,0㎏入りの羽毛ふとん

ここ数日は気温も高く、冬物寝具ではもう暑いな～と思う今日この頃。
当店にも中羽毛が1,0入りの羽毛ふとんが入荷しています。

通常の冬用羽毛ふとん、これは中羽毛の充填量が1,2～1,3㎏が標準ですね。
ダウンケットは0,3～0,4㎏。
そして羽毛の合い掛けは、0,7～0,8㎏が標準でしょうか。

最近は羽毛の原毛価格が高いため、以前より寝具メーカーは羽毛の充填量を100g少なくしている感じです。

今回仕入れた羽毛ふとんは1,0㎏入り。

仕入れ先の担当者は「羽毛の合い掛け」と言っていましたが・・・。
1,0㎏入りは羽毛の合い掛けというよりは軽量タイプの羽毛ふとんと言った方が適切でしょう。

なお、量販店で安く売られる羽毛ふとん、これにも時々1,0㎏入りを見かけますが、これはただコストを下げるために羽毛の量をケチっているだけ（笑）。
その証拠に、側生地はまずTTCと呼ばれるポリエステル混の安価な生地です。

今回ご紹介の羽毛ふとんは、側生地には60サテン超長綿を使用している本格派。
やはり綿100％の側生地は蒸れなくていいですね。
生地の丈夫さも化繊混の比ではありません。

肝心の中羽毛はホワイトダックダウンの93％。
よってこの羽毛ふとんには、エクセルゴールドラベルが付きます。

ダウンパワーが350以上でないと、このラベルは付きません。
当店では最低でもこのラベルが付く羽毛ふとんを販売しています。

これ以下の羽毛ふとんは、専門店としては品質的に自信がないですね。
お客様に「これいいですよ」とは言いにくいです（笑）。

この羽毛ふとんは、軽い羽毛ふとんが好みの方に最適です。
また人によっては羽毛の合い掛けとしても重宝するでしょう。
シッカリした品質の羽毛ふとんで1,0㎏入りは、別注でない限り探しても中々ないと思います。

実際、私も今はツインキルトのボリュームたっぷりの羽毛ふとんを使っていますが・・・。
ここ数日は暑くて、今夜から羽毛ふとんの合い掛けに替えようと思っています。
合い掛けではちょっと薄く感じたら、パシーマと併用ですね。

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