羽毛ふとんの側生地に、綿100%をお勧めする理由

磐田市のA様に依頼された羽毛ふとんのリフォーム

羽毛ふとんを拝見したところ、側生地の破れが目立ちます。

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こちらは某寝具メーカーの羽毛ふとんで、側生地に正絹(シルク100%)を使用しているんですね。

お母さんが購入した時には、値段が高くてビックリしたそうです。

正絹の側生地を使った羽毛ふとんは一見豪華ですが、やはり生地が弱いですね。

これが綿100%の側生地なら、よほどでない限りこのように裂けたりはしません。

このような理由から、私は正絹生地の羽毛ふとんはおススメしません。

質の高い超長綿、もしくはテンセルを推奨します。

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この羽毛ふとんは中袋形式になっていますので、正絹の生地が破損しても中羽毛の飛び出しはありません。

でもさすがに限界と感じたようで、今回はこの羽毛ふとん2枚をリフォームする事に。

リフォーム後は80サテン超長綿で出来上がります。

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リフォーム後の羽毛ふとんは中袋はありませんので、ふとん自体の重量はもう少し軽くなります。

ご夫婦で「ふとんは軽いほうが好き」とおっしゃっていましたので、きっとご満足いただける羽毛ふとんになるでしょう。

お預かりした正絹側生地の羽毛ふとんの中袋、これは化繊なんですね。

天然素材の羽毛は、やはり同じく天然素材でくるまれたほうが良いです。

化繊では吸湿性がないから布団が蒸れますね。



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