綿打ち直しで敷きふとんを3枚!

随分と秋めいてきまして、ふとんの打直しの注文も多くなってきました。

浜松市中区のO様は、打ち直しで敷きふとん3枚のご注文です。

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当店のホームページをご覧になってお電話いただいたお客様です。

最近はふとん打ち直しでも、ネット経由のお客様が多くなりましたね。

今回は生地サンプルを持参しまして、さっそくO様宅にお邪魔しました。

打ち直しされるのは3枚の敷きふとん。

サイズは200cmと210cmの2種類がありましたが、今度は綿打ち直しをして全て210cm丈のロングサイズに。

最近はこの210cm丈のほうが、柄物の敷きカバーも種類が豊富です。

210cm丈はロングサイズと呼ばれますが、私は今の時代、「これが標準サイズなのでは?」と思います。

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今回の敷きふとんですが、一枚につき足し綿は4枚を使用しています。

綿が古い場合は、新しい足し綿を増やすことがおススメですね。

このへんはお客様の予算もありますので、私の方からご提案させていただきました。

私は東京蒲団技術学院のOBであります。

今ではこの通称、「ふとん学校」も廃校になりましたが、当時はふとん職人の登竜門でしたね。

「ふとんは角が命!」

ふとん学校ではそのことを叩き込まれました。

別にふとんの角で眠るわけではないですが・・・。

このふとんの四角をしっかり作れなければ、一流のふとん職人とは言えないでしょうね。

布団の4角を触れば、私はその仕立ての上手い下手が判ります。

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O様ですが、敷きふとん3枚をみんな同じ柄で作られました。

これは「同じ時期に作った」という事を、判りやすくするためだそうです^^



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